2013年1月20日日曜日

イロモノ感漂うオンラインFPS「CODE NAME STING」をあらためて紹介。果たしてその実力は_1

 ストーリーの中心に北朝鮮が据えてあったり,rmt,某人物風の写真が見受けられたりと,ゲーム内容よりも別の意味で話題となっているオンラインFPS「」(以下,STING)。そんな理由があるだけに,本作はイロモノ的なイメージが強く出ており,多少うがった目で見られている可能性が高い。  かくいう筆者もその1人であったが,実際に触れてみた限りは,手堅いオンラインFPSという印象を受けた。これならばもっと万人受けするようなプロモーションを行ってもライバル作品と勝負できる気がしてならない。本稿では,そんなSTINGの概要とインプレッションをお伝えしよう。 自国をとるか,特技をとるか。それが問題のキャラクターメイキング  プレイを始めるにあたって,まずは自分のキャラクターを作成しなければならないのだが,それ自体はとくに難しくない。韓国,北朝鮮,ロシア,アメリカ,日本,台湾という六つの国と地域の中から,どこの兵隊になりたいかを選択し,キャラクターの名前を決めるだけだ。  しかしながら所属勢力ごとに「特技」というものが設定されており,これのおかげで大抵の人は素直に好きな国を選べずに悩んでしまうはずだ。  各勢力の特技は,韓国がスナイパーライフルの装弾数3発追加,北朝鮮がアサルトライフルの貫通力10%上昇,ロシアがマシンガンの装弾数10発追加と貫通力のアップ,アメリカが投擲武器のダメージアップと近接武器の射程アップ,日本がハンドガンとアサルトライフルの装弾数5発追加,台湾がショットガンの弾丸発射数と装弾数の追加となっている。 初心者も安心。AI兵士を相手にじっくりたっぷり練習だ  通常,オンラインFPSといえば対人戦が常であり,Kill数とdeath数の割合によって入場できるルームが制限されるなど,初心者と上級者の住み分けが為されていることが多い。  もちろんその仕様は「STING」においても同様なのだが,それとは別の初心者向けシステムも用意されており,新参者でも心置きなく練習が行える,Diablo3 RMT。  そのシステムというのは,味方や敵にAIの兵士を設定できるというものだ。最大6人までのAI兵を参戦させられるので,それを好きなように振り分けて戦闘できる。  自分も含めて3対3,または4対3でプレイするのが妥当なところだが,極端な話,自分1人に対して敵AIを6人に設定してもいいし,AI5人を味方につけて敵AIを1人に設定しても構わない。ルームにパスワードをかけておけば,人知れず己の腕を磨けるというわけだ
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