。これは拙著,「ゲームになった映画たち」(三才ブックス)に収録しようとしていたネタだったのだが,誌面のスペースの都合上,お蔵入りという結果に……。せっかくの機会なので,ここにその模様を掲載しておこう,ブーツ。 「エピソードII」制作開始前から「ジャンゴ?フェット」のゲーム化は決まっていた ジャンクハンター吉田(以下,J): ジャンゴ?フェットのファンなので,お会いできて光栄です! なんでも,「スター?ウォーズ エピソードII/クローンの攻撃」で,ジョージ?ルーカス氏はジャンゴ?フェットというキャラクターをお気に入りだったそうですね。ジャンゴ?フェットのゲーム化も,そのあたりが理由なんですか? テムエラ?モリソン氏(以下,テムエラ氏): 実は今だから言えるんですが,映画のプリプロダクションでキャスティングされた時点から,ジョージ氏にゲーム化の話を聞いていたんです。「キミは映画ではボバ?フェットの父親を演じるのだが,この父親がボバやクローン兵士達の遺伝子の元になっている。私はその重要な父親をビデオゲームで主役に置き,スピンオフの物語を展開させたいのでぜひ協力してほしい。なんせ私は,この重要な新キャラクターを大変気に入っているからね」とジョージ氏にお願いされたら,断る理由はないでしょう(笑)。ゲームの仕事は未経験だったんですが,CGで描かれた自分の分身に声で命を与えるのは面白かったですよ! J: そういえば,「スター?ウォーズ リパブリック コマンド」というゲームでも,テムエラさんは音声を担当していましたよね? テムエラ氏: ええ。リパブリック コマンドはエピソードIIの後の時期を描いた作品で,私はクローン兵士の一小隊で隊長役を演じました。これもジョージ氏に直接頼まれたものだったので,断る理由なんてありませんでしたよ。 J: ジャンゴ?フェットというキャラクターのみならず,テムエラ氏のこともお気に入りなんですね。 テムエラ氏: そうかもしれないですね(笑)。リパブリック コマンドというゲーム自体はよくあるFPSですが,ゲームオリジナルのフィギュアが発売されたりもしています。ファンには「エピソードII」の続編のように思ってもらっているようで,人気は高いようですね。でも,ジャンゴ?フェットのような三人称視点のゲームのほうが,オッサンになってしまった私には遊びやすかったです。ザム役の女優も映画と同じというように,ugg,随所にこだわりがちりばめられているのも,ポイントですね
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